【人生の劇薬?】嫌われる勇気を3回読んだらメンタルが強くなった [書籍]
皆さんは”アドラー心理学”ってご存知ですか?
心理学二大巨頭のフロイト、ユングと並んで現代心理学の基礎を築いたアルフレッド・アドラーが提唱する心理学のことです。
今日は2013年12月の発売以来、20代の若者を中心に爆発的ヒットを記録した「嫌われる勇気」という本をご紹介します。(※)
※発行部数は2016年度2月時点で100万部を突破
今の世の中、あまりにも人生における精神的悩みが多いです。
「人生に充実感を感じている」「仕事が楽しい」と言っている人は、果たしてどの程度いるのでしょう?
多くの人が日々をモヤモヤしながら過ごしている傾向があります。
例えば・・・
・何をするにも周りの目が気になる。
・過去のトラウマをずっと気にしている。
・自分はいなくても良いのでは?とやる気をなくしてしまう。
上記は単なる例ですが、現代人はそんな感情を抱いて生きている・・・かもしれません。
これは世の中が便利になった反動でもあります。
この社会的背景が、アドラー心理学が今になって注目された原因だと、僕は考えます。
僕も何かにつけて人の評価を気にしすぎたり、やたらと感情的になってしまうことがあります。
なので、自分を冷静にコントロールする術として、心理学に興味をもっていました。
そんな折、この「嫌われる勇気」がベストセラーになっていることを知ったのです。
これが、アドラー心理学との出会いでした。
【アルフレッド・アドラー】
この本は少々変わった構成になっています。
アドラー心理学に精通した「哲人」と自分の人生に悩む「青年」の2人の登場人物による、対話をそのまま本にした感じです。
青年「僕は◯◯だと思います。先生の言う理論では、この悩みは解決できないでしょう!」
哲人「あなたが言っているのはXXということですね。でも、それは言い換えると●●なのです。」
青年「そんな考えは屁理屈だ!先生は現実の世界のことをわかっていない!」
・・・と、青年が日々の悩みを打ち明け、それに対して哲人がアドラー心理学の考え方でバッサリ論破。
しかし、それを簡単には受け入れられないので、青年が反論し、議論は白熱していきます。
新しい考え方に青年は最初は面食らい拒否反応を示します。
しかし議論を通じて少しずつ、自分の悩みへの対処法を学び、アドラー心理学の理解を深めていく・・・というお話です。
これ、、、すっごい新鮮で面白いですよ。
まるで劇場を見てるような臨場感のある構成なので、読んでて退屈しないし、読み手の感情を青年が代弁してくれます。
まず最初にお伝えします。
この本に出るアドラー心理学の考え方は、けっこう厳しいです。
【アドラー先生は、厳しい】
甘く無いんです。だから、人を変えるパワーがあるんです。
ここで、この本で出てくるアドラー心理学の考え方で、僕がすごく参考になったものをご紹介します。
・人は原因論ではなく、目的論に基づいて行動している
これは、人がどうなるかに過去は関係無い。現時点から変わることができる・・・というものです。
例えば「過去にひどいフラれ方をしたから、女性不信になった」という考え方。
それに対してアドラーはトラウマなんてないとバッサリ。
「過去にXXだったから〜〜なんだ」というのは原因論の考え方です。
これに対し、アドラーの言う目的論は
「人は〜〜したいという目的があって行動している。例外は無い。」
というもの。
「ひどい振られ方」の例では、女性不信な自分を演じることで「女性から逃げたい」「同情してほしい」という目的を達成しようとしているだけだと言います。
そして、これから女性に対して積極的になれるかは、今この瞬間から自分で決めることができると、説くのです。
また、過去のトラウマは自分の目的を満たす言い訳のネタと言い切ってます。
・・・厳しいですよね。この考え方。だから”人生の劇薬”と例えられるのです。
もう1つだけ紹介します。
・「課題の分離」をする。あなたは他人の期待を満たすために生きてるわけじゃない。他人もあなたの期待を満たすために生きてるわけじゃない。
これは、他人に自分がどう思われているか気になる人にとってもいい考え方。
これを理解すれば、「自分はこんな尽くしているのに、なんで相手は感謝しないんだ」とか、「相手の機嫌を損ねてしまうのが怖い」など、考えずに済みます。
つまり、いい意味で図太くなれます。うつ病対策にもいいです。
僕は仕事が早く終わった時も、周囲の目を気にして定時から30分ほど事務所に残り、空気を読んで退社してました。
でも、心の底では「そんなことは無駄」だと思ってました。だってその日もう仕事する気がないので意味がないんです。なのに「空気を読む」の名のもと、ただ残っている人が多い。
この「課題の分離」はいい意味で僕の行動に作用しました。
自分のことは自分で評価する。周りにどう思われるかもどうでもいいし、周りにどう思ってほしいかも求めなくなりました。
すごくストレスが減ったのを実感してます。
いかがでしょうか?
今回は「嫌われる勇気」の紹介しました。
アドラー心理学の考え方はけっこう厳しいものが多いので、まさに”人生の劇薬”と言えるかもしれません。笑
この本も「人を動かす」同様、一度だけでなく、何度も読むと新しい発見がある「読み続けられる本」に入るものです。
「嫌われる勇気は」・・・
・人間関係の悩みを解決したい
・自分の感情や行動を冷静にコントロールしたい
・日々に充実感を感じたい
上記に当てはまる人の、心の処方箋になるかもしれません。
劇薬ですけど、きっと何かの役に立つと思います。ぜひ、手にとってみてください♪
★「嫌われる勇気」の口コミと実売り価格(レビュー評価が高いです)
「あくせる市場」に足を運んでいただいてありがとうございました。
また、お気軽に立ち寄ってくださいね。
心理学二大巨頭のフロイト、ユングと並んで現代心理学の基礎を築いたアルフレッド・アドラーが提唱する心理学のことです。
今日は2013年12月の発売以来、20代の若者を中心に爆発的ヒットを記録した「嫌われる勇気」という本をご紹介します。(※)
※発行部数は2016年度2月時点で100万部を突破
なぜ、アドラー心理学なのか?なぜ、若者に受けるのか?
今の世の中、あまりにも人生における精神的悩みが多いです。
「人生に充実感を感じている」「仕事が楽しい」と言っている人は、果たしてどの程度いるのでしょう?
多くの人が日々をモヤモヤしながら過ごしている傾向があります。
例えば・・・
・何をするにも周りの目が気になる。
・過去のトラウマをずっと気にしている。
・自分はいなくても良いのでは?とやる気をなくしてしまう。
上記は単なる例ですが、現代人はそんな感情を抱いて生きている・・・かもしれません。
これは世の中が便利になった反動でもあります。
この社会的背景が、アドラー心理学が今になって注目された原因だと、僕は考えます。
僕も何かにつけて人の評価を気にしすぎたり、やたらと感情的になってしまうことがあります。
なので、自分を冷静にコントロールする術として、心理学に興味をもっていました。
そんな折、この「嫌われる勇気」がベストセラーになっていることを知ったのです。
これが、アドラー心理学との出会いでした。
【アルフレッド・アドラー】
哲学者と青年。二人の対話から成る、”劇場形式”の一冊
この本は少々変わった構成になっています。
アドラー心理学に精通した「哲人」と自分の人生に悩む「青年」の2人の登場人物による、対話をそのまま本にした感じです。
青年「僕は◯◯だと思います。先生の言う理論では、この悩みは解決できないでしょう!」
哲人「あなたが言っているのはXXということですね。でも、それは言い換えると●●なのです。」
青年「そんな考えは屁理屈だ!先生は現実の世界のことをわかっていない!」
・・・と、青年が日々の悩みを打ち明け、それに対して哲人がアドラー心理学の考え方でバッサリ論破。
しかし、それを簡単には受け入れられないので、青年が反論し、議論は白熱していきます。
新しい考え方に青年は最初は面食らい拒否反応を示します。
しかし議論を通じて少しずつ、自分の悩みへの対処法を学び、アドラー心理学の理解を深めていく・・・というお話です。
これ、、、すっごい新鮮で面白いですよ。
まるで劇場を見てるような臨場感のある構成なので、読んでて退屈しないし、読み手の感情を青年が代弁してくれます。
この本は現代人の人生観に対する、”劇薬”のようなもの
まず最初にお伝えします。
この本に出るアドラー心理学の考え方は、けっこう厳しいです。
【アドラー先生は、厳しい】
甘く無いんです。だから、人を変えるパワーがあるんです。
ここで、この本で出てくるアドラー心理学の考え方で、僕がすごく参考になったものをご紹介します。
・人は原因論ではなく、目的論に基づいて行動している
これは、人がどうなるかに過去は関係無い。現時点から変わることができる・・・というものです。
例えば「過去にひどいフラれ方をしたから、女性不信になった」という考え方。
それに対してアドラーはトラウマなんてないとバッサリ。
「過去にXXだったから〜〜なんだ」というのは原因論の考え方です。
これに対し、アドラーの言う目的論は
「人は〜〜したいという目的があって行動している。例外は無い。」
というもの。
「ひどい振られ方」の例では、女性不信な自分を演じることで「女性から逃げたい」「同情してほしい」という目的を達成しようとしているだけだと言います。
そして、これから女性に対して積極的になれるかは、今この瞬間から自分で決めることができると、説くのです。
また、過去のトラウマは自分の目的を満たす言い訳のネタと言い切ってます。
・・・厳しいですよね。この考え方。だから”人生の劇薬”と例えられるのです。
もう1つだけ紹介します。
・「課題の分離」をする。あなたは他人の期待を満たすために生きてるわけじゃない。他人もあなたの期待を満たすために生きてるわけじゃない。
これは、他人に自分がどう思われているか気になる人にとってもいい考え方。
これを理解すれば、「自分はこんな尽くしているのに、なんで相手は感謝しないんだ」とか、「相手の機嫌を損ねてしまうのが怖い」など、考えずに済みます。
つまり、いい意味で図太くなれます。うつ病対策にもいいです。
僕は仕事が早く終わった時も、周囲の目を気にして定時から30分ほど事務所に残り、空気を読んで退社してました。
でも、心の底では「そんなことは無駄」だと思ってました。だってその日もう仕事する気がないので意味がないんです。なのに「空気を読む」の名のもと、ただ残っている人が多い。
この「課題の分離」はいい意味で僕の行動に作用しました。
自分のことは自分で評価する。周りにどう思われるかもどうでもいいし、周りにどう思ってほしいかも求めなくなりました。
すごくストレスが減ったのを実感してます。
最後に
いかがでしょうか?
今回は「嫌われる勇気」の紹介しました。
アドラー心理学の考え方はけっこう厳しいものが多いので、まさに”人生の劇薬”と言えるかもしれません。笑
この本も「人を動かす」同様、一度だけでなく、何度も読むと新しい発見がある「読み続けられる本」に入るものです。
「嫌われる勇気は」・・・
・人間関係の悩みを解決したい
・自分の感情や行動を冷静にコントロールしたい
・日々に充実感を感じたい
上記に当てはまる人の、心の処方箋になるかもしれません。
劇薬ですけど、きっと何かの役に立つと思います。ぜひ、手にとってみてください♪
★「嫌われる勇気」の口コミと実売り価格(レビュー評価が高いです)
「あくせる市場」に足を運んでいただいてありがとうございました。
また、お気軽に立ち寄ってくださいね。
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